電子書籍はスマホでも読めますが、kindle端末(paper)は本当の紙のように目が疲れにくい画面です。
電子書籍は読みにくい?
確かに紙とは違います。
子供の頃から紙の絵本・教科書で育ってきたので、電子書籍という新しい形態には戸惑います。
レコードからCDへ。ブラウン管テレビから液晶テレビへ。
この変化の度に、今までとの違いで新しいものに否定的な意見が出ました。
紙と同じぬくもりはないですが、電子書籍特有の優れた点もあります。
AmazonのKindleで言えば、バックライト付きのモデルなら夜空の下でも読む事ができます。
紙との違いはありますが、機能性だけで言えば電子書籍が上に感じます。
部屋を占有していた漫画や本が消えた
漫画で部屋の壁一面が埋め尽くされても足りず、二重で並べて奥の作品は読まなくなってしまう。
まさにカオス。
部屋の動線も死んでしまうので、詰む寸前のテトリスみたいな中で生活していました。
それが電子書籍で一変しました。
本一冊分の電子書籍端末に200冊くらい保管できて、持ち運びする事ができます。
その200冊の中身を入れ替えても、捨てるわけではないので元に戻せます。
書斎をまるごと一部屋持つようなものです。
電子書籍には場所を買うという価値もあるわけです。
読みたい作品がすぐに買える
これも最初は不思議でしたね。
漫画を読んでいて、次の巻を読みたいと思ったらその場で購入してすぐに続きが読めるんです。
書店の棚を直接いじっているような感覚。
機能限定のどこでもドアみたいでした。
最初の何巻かが無料のものもあります。
無料分だけ読もうと思って気軽にダウンロードしたら、まんまと全巻買ってしまう事もあります。
それでも、そんな風に没入できる作品に巡り合うチャンスが増えたのは幸運に思います。
本を捨てなくなる
電子書籍にないものだけは残しましたが、端末と比べると必要なスペースの差は一目瞭然です。
文庫本一冊以下の薄さの端末には数百冊入れられます。
バックライトつきなので、暗い場所でも読む事ができます。
バッテリーに関してもスマホと比較にならないくらい長持ちなので、全く気にした事はありません。
何日も使って忘れたころに充電するという感じです。
古本屋で漫画を安く買えたと思っても、保管の手間や処分の事を考えると私には電子書籍の方がメリットがありました。
電車の中でも学習のための本を読んで、気分転換に漫画を読むなんて事も端末一つで可能です。
自炊(スキャン)はしなくなった
途中、古本屋で漫画を買って、裁断機とスキャナを使って自分で電子書籍化するという事もしていました。
裁断機は1万円くらいで、スキャナが3万円弱だったかな。
裁断機でバラバラにした漫画を、数十ページずつスキャナに入れて、ガーッと読み込んでいく。
微妙に斜めになったり、スキャナが勝手に読み取り範囲を変えるので、ページごとに大きさが異なる。
そのpdfを電子書籍用のファイルに変換するフリーソフトで変換。
裁断した後の漫画は捨てるしかありませんでした。
結構、手間がかかる割りにキレイにスキャンできなくて、作業時間も考えたら普通に電子書籍を買った方が良いと判断しました。
自炊したものだと、目次によるページ移動などができず、画質も読みやすさも電子書籍版の方が上です。
紙でしか売っていない本を、省スペース化のために自炊するのならアリだと思います。
kindleの場合は、パソコンやスマホでも読むことはできます。
私は持ち運びと読みやすさを考えて、kindle端末を何個か買いました。