今が幸せと感じない人は、ウシジマくんを読んでみてください。
暴力漫画ではありません。
人間理解のための漫画です。

ウシジマくんの人間性

大人になり切れない板橋

板橋の顔 おじさん
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

サラリーマンくん編より

大人とは何なのか?

学生時代までは、成績の優劣で分かりやすく線引きができていた。

社会に出て脱落する人とは、どういう人なのか。

脱落者の一人、板橋の行動で読み解く。

大人になってからダメさ加減が目立つ板橋

板橋のような男は子供のような所があって面白いが、大人の社会では脱落している。

子供の考え方は単純で甘い方向に流れやすい。

趣味にしているのはギャンブル。

お金を楽に手早く手に入れようと言う単純さから。

子供が景品クジに熱狂するのと同じ思考だ。

援助交際も、手っ取り早く努力しないで女の子を手に入れる手段だ。

仕事もこの感覚なので、いろいろな場所で大目玉をくらう。

特にクライアントに謝らされる上司は、板橋の事が大嫌いだ。

上司に文句を言われる板橋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館

何を言われても、返す言葉がない板橋は愛想笑いをするしかない。

それも上司には腹立たしくて、笑うなと怒られる。

こうなると、もう関係修復は難しい。

板橋は会社ではリストラされそうだし、そのウサをギャンブルで晴らすしで、お金が常に足りない。

手持ちの金がないので、牛丼屋で小堀に建て替えをお願いする。

小堀も小遣いが少ないので、自分は牛丼より20円安い豚丼を選択する。

だが板橋は迷うことなく、カルビ焼肉定食+生野菜サラダ+温泉卵の食券ボタンをポチポチ押す。

食券を押す

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

大人としての遠慮がなく、食べたいものを食べる子供の板橋。

会社だけでなく、プライベートでも嫌われていく。

こういう行動の積み重ねが、大人社会での脱落につながっているのだが、本人は気が付かない。

違法の闇スロットに通う板橋

闇スロに通う板橋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館

新規の客を連れて行くと1万円がもらえるから、小堀を誘った。

どこで覚えたのか、闇スロットに通っている。

子供で想像力が働かないから、こういうアングアな場所にも平気で出入りしてしまう。

ウシジマくんの闇金からも、お金を借りる常連だ。

競馬の場外馬券場も、板橋っぽい人が多くてお似合いの場所だ。

場外馬券場の板橋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

「3大不良債権、家・子供・女房を持たない男の憩いの場だぜ!

俺は小堀と違って、自分の人生を自分で選択出来る自由人だぜ!!」

その自由選択の結果がコレ。

家はグッチャグチャで、AVを借りて、オナホまで買って帰宅。

ゴチャゴチャの部屋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

帰ってくると電気を止められていたから、AVを借りた意味がない。

AVを借りる前に電気代を払わなければいけないのに、お使い行かせるとお菓子を買ってきちゃう子供みたいにAVを借りてしまう

結婚して子供ができると、嫌でも親としての役割が与えられる。

その役割を通して大人としての成長が完成する。

独身の板橋はずーっと学生の頃のままで、そこに悪ズレした感覚だけが乗っかっている。

宿題は夏休みの最後まで先延ばししたいし、お手伝いもズルして逃れたい。

そんな考えのままで社会に出てしまった。

緩やかに気がふれている板橋

小堀の家で、足をかいて皮をボロボロ落とす汚い板橋。

小堀に牛丼屋で飯を奢ってもらいながらも、内心でセコい奴だと思っている

そのくせ自分は、小堀の家に行ってケータイを充電している。

自分に甘くて他人に厳しい。

借金が膨らんできても、沖縄逃亡計画を思い描いて現実逃避する。

逃げ続けてきた彼の人生は、困難から逃げ出す度に、より困難な状況になっていく。

昔の板橋の写真

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん12巻」小学館

10年前の板橋と、小堀の嫁が写った写真。

ポーズがお調子者の彼らしい。

この時点では、人生の負債も溜まってはいなかった。

人生が進むにつれて、小堀は苦労しながらも家族を支えたり支えられたり。

クライアントには仕事ぶりを信頼されたりしていた。

板橋はただ、自堕落なミスで上司や会社に疎まれ、家に帰ってもゴミにまみれた部屋が広がるだけだった。

両親は、板橋がしっかりと大人の品格をつける前に他界している。

全てが自由になった結果、脂肪はつくし、髪は無頓着で放射状に伸びている。

時間が過ぎ去っただけで、得た物がなにもない。

前に並ぶ老婆が、券売機でまごつくのを見て、

ブツブツ言う板橋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館

無意識にブツブツと文句が出る板橋。

この時点で、気がふれているように感じる。

小堀の家でトイレを借りた時も、便器の周辺に小便をまき散らして汚したままにしている。

その割にトイレットペーパーを三角折にしている。

トイレ掃除をする小堀

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

このアンバランスさも、板橋の頭の具合を表している。

汚したトイレは、小堀が掃除する。周りの人に迷惑をかけ続けている。

援助交際相手と歩いていて、何ら険悪な雰囲気でもないのに、女の子の話を聞いて

ボソッと言う板橋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館

「改造人間め!!」

と悪態をついている。

女の子には聞こえていないので、板橋の独り言だ。

人格が歪み過ぎて、憎まれ口しか出せないひねくれた人間になってしまった。

その度合いが病的の域にまで達してしまっている。

あなたの周りでも、学生時代にひょうきんだった者をたどってみると、板橋のように大人の社会に適応できなくなっているかもしれない。

ウシジマくんの洞察力
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人を見抜く方法

おじさん
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漫画闇金ウシジマくんの人間学