まいたん【少女が家出をする理由】

太目のまいたん 若い女
出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

16歳で広島から渋谷に来て、満喫やラブホで暮らす家出少女のまいたん。

彼女の将来の夢は、18歳になってヘルスで働くコトだ。

 

そんな悪夢みたいな人生でも、地元にいるよりはマシだという少女たち。

彼女たちが家出をする理由とは?

 

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家出少女につく男

 

家出をして渋谷でエンコーしていたまいたんは、ネッシーという金髪の男とツルむようになった。

少女が渋谷を歩いていれば、いずれ男に捕まる仕組みになっている。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

一般人から見ると冗談みたいな生活を送る彼らは、美人局というコント型犯罪を始める。

ネッシーは家出少女に付く男としてはマシな方で、まいたんに分け前を渡している。

 

ネッシーも地元の八王子(山梨県)にいられない事情があって、自分と似た境遇のまいたんに、地方から上京した者同士で同情している。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

ネッシー『警察行くぞ!!コラッ!! 罪を償え!!』

 

まいたん「………」

 

美人局でまいたんのセリフが少ないのは、アドリブだとまいたんの対応力ではボロが出やすいからだ。

 

だから小道具でごまかしたりしていて、今回の『痴漢美人局』の設定に合わせて似合わないメガネをかけさせられている。

 

ネッシーは小物だが、小心者ゆえにこういった小細工には気が回る。

まいたんを触ったおじさんは示談金の2万円を出すが、ネッシーに『誠意が足りない』と引きずりまわされる。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「あっ……あと5万…

えーと10万…

いえ20万円払いますから!!」

 

『私、もーイイ。』

 

金額が事前の打ち合わせで決めた額を上回ったのだろう。

ここでようやくまいたんから決め台詞が出て、美人局は仕上がる。

 

まいたんはセリフを棒読みする大根女優と一緒だから、セリフはここぞの時に絞った方が上手くいく。

20万円を持って、上機嫌でカラオケボックスに入る二人。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「まいたん!!

好きな食い物ジャカジャカ注文しろよ!」

 

狭い世界に生きる若者にとって、カラオケボックスは全てが揃っているように思えるから好む。

インターフォン一つで何でも世話をしてくれる店員は、自分たちの親より面倒見がいい。

川えびを食べるまいたん

 

ネッシーに好きな物を選んでいいと言われたまいたんは、

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

ニッと笑って無言でメニュー表の川えびを指さす。

 

16歳の少女が川えびという、たぬきの食べ物みたいなものを注文するのも意外だが、一言も発しないのも気味が悪い。

 

だがそれには理由がある。

食の好みや食べ方には、育った家の家庭環境が影響する。

 

恐らくまいたんの家の食卓は、明るい内から酒を飲む親のおつまみが食事だったのだろう。

常に酒が入った母親はまともに意思疎通ができないから、まいたんの対人スキルも低く、言葉が少ない。

 

まいたんはエンコーでおじさんに精液を浴びせられる時に、こんな無表情な顔をしている。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

たぶん中学の頃にはエンコーを初めていて、行為中に嫌なプレイや痛みを訴えても男たちに無視をされたから、感情表現の意味がますますわからなくなったのだろう。

 

そんな男たちとネッシーが少し違うのは、ネッシーとまいたんには肉体関係がない事だ。

これはネッシーに男気があるからではない。

 

ネッシーが男友達に聞かれる。

 

「ネッシーまいたんとやってンだ?」

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『やってねェよ!! まいたん性病スゲーだろ?

イソジン マ〇コにかければ性病を予防出来ると思ってるンだぜ!

絶対やばいだろ?まいたん』

 

まいたんの素性を知らないエンコーおじさんはバンバンやるが、まいたんの不衛生さを知っているネッシーは手を出さない。

 

この肉体関係のないネッシーとの距離感が、まいたんにとっては丁度いい。

もしネッシーと肉体関係があったら、他のヤンキーカップルのように、男が女をボコボコにぶん殴るようになっただろう。

 

男はグレードの低い女を抱いている自分にイラだち、女をぶん殴る。

まいたんは10代だから売れているだけで、30代になれば商品価値はつかないレベルの女だ。

 

まいたんの体型

 

まいたんにネッシー以外の男が付かなかった理由は、体型にもある。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

まいたんはこのように、ヒップとウエストが同じくらいの太さをした、ドラム管体型なのだ。

男はウェスト60・ヒップ90のように、腰がくびれた体型を好む。

 

くびれを好む理由の一つは他の男の子を産んだ経産婦でない確率が高いのと、くびれが子供を産むのに適した健康体の証明だからだ。

 

糖尿病・高血圧・胆嚢障害だと、脂肪の付き方が変わってすんぐりむっくりしやすい。

バストの魅力については、別のページに詳細がある。

 

職場の男が胸を見る理由:男は感情的でないのか?

 

まいたんが男に大事にされないのは、髪にも理由がある。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

こういうコは染め方が汚く、髪が痛みやすい。

髪は栄養状態が最も反映される部分だから、男は汚い髪の女をヤリ捨てはしても、二人の子をじっくりと育てたいとは思わない。

 

それに加えてまいたんの髪型は、吊るされた玉ねぎのようで美しくない。

これはまいたんが造形の認識や複雑な作業が出来ないので、掴んでふん縛るような髪型しか作れないからだ。

 

ちなみに爪も髪と同様の理由で男の深層心理に訴えかけるアイテムなので、女はマニュキュアやネイルで見栄えをよくする。

 

まいたんの体のナゾ

 

ネッシーと駅にいるまいたん。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

魅力的な女の体型は、前述の通り子を産むに適している体がどうかが基準だが、まいたんの体型は偏った食事の影響がよく出ている。

 

ネッシーいわく、まいたんの体の異常は他にもあり、友達に語る。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『まいたんの体ってスゲー硬ぇーんだよ。

マジかどうかしんねーけど、避妊薬

飲み過ぎっと変な脂肪がついて

硬くなンだとよ。』

 

薬の影響の真偽は不明だが、まいたんのように無茶苦茶な生活をした女の子は、人体がゴムまりのようになってしまうのも仕方ないと、どこか納得をしてしまう。

 

そんなまいたんを10代というだけで興奮して群がるのが、エンコーおじさんだ。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「僕はね 10代の娘の肌が好きなんだよ。

キメ細かくって硬い感触が

んも~~大好物♡ ちゅぱちゅぱっ。」

 

人間は経験によって学習していくから、まいたんにとって会社員の男は、少女にまとわりついて乳を吸う生き者だと認識する。

 

こんな風に人間の基準モデルが歪んでいくから、家出した少女たちは必ず変な男とくっついてしまう。

 

やってはいけない事さえわからない

 

まいたんを抱いたエンコーおじさんは、ホテルから出ると社会人らしく保身を考えて、まいたんにお願いする。

 

「僕からのメールは絶対消去してよ!

未成年といるだけで今の法律はアレだから、ココでバイバイね。」

 

だがそこに、美人局で出待ちをしていたネッシーとその友達に捕まる。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『あれ―――まいたんじゃん!?

その人、誰? まいたんの保護者?』

 

エンコーおじさんの血の気が引く

保護者かと聞かれてまいたんは、無言で首を振る。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『何したの?』

とネッシーはおじさんに向かって聞くが、おじさんはしらばっくれる。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「え? 何も……」

 

『援交。』

 

「え!?」

 

おじさんが歩くオナホールだと思っていたまいたんが、それまで黙っていたのにおじさんが一番言ってほしくない『援交』を口にする。

 

美人局は集団コントだから、ある程度のセリフ回しは必要だ。

このようにまいたんは、仕込めば柴犬くらいの芸はこなせる。

 

まいたんの場合は口が下手だから、実際に抱かれて既成事実を作らないと説得力がないので、体当たりの演技が必要だ。

後はお決まりの美人局となり、エンコーおじさんはお金を搾り取られる。

 

まいたんが美人局をしているのはネッシーの影響で、本人は決して悪い人間ではない。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

かといって善人でもない。

やってはいけない事さえわからない、弱者なのだ。

 

関連:弱者の世界は子供に厳しい

 

まいたんがいかに社会に適応できないかは、非行少年の実態を書いた本に詳しくある。

 

常識人にこそ読んで欲しい。

普通の人が驚くような事件が起こるのは、犯人の感覚では○が□に見えているからなのだ。

 

まいたんがいじめられる理由

 

コンビニで地元の女子高生に姿を見られるまいたん。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「あ!?

援助交際(エンコー)まいたんだ!」

 

まいたんは広島から渋谷に出てきた野良人間だから、地元の女子高生にとってはテリトリーに入ってきた侵入者だ。

 

まいたんがチョロチョロとエンコーして、10代の女の価値を下げるのが気に食わない。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『うりゃあ。』

 

路上で女子高生に思い切り背中を蹴られるまいたん。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

「テメェの菌が伝染ったらどーすンだよ!?

消えろ!! バイ菌女!!」

 

まいたんはきっと、広島でもこんな扱いを受けていたのだろう。

親は育ててくれないし、周りの男はヤッていくだけだから、まいたんは何が社会性なのかわからないまま成長した。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

人に抗う方法を知らないので、弱い人間を嗅ぎ分けるのが得意な者にイジメられる。

そんな境遇から逃れるために広島から渋谷にきたが、そこにも捕食者が居て結局はイジメられる

 

まいたんが偏食な理由

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん5巻」小学館

 

『まいたん 朝メシ何食いてぇ!?』

 

「甘いパン 甘いパン。」

 

育児能力の無い親は、袋に入ったジャムパンなどをテーブルにバラまき、それを子供の食事にして出かけてしまう。

 

それにまいたんはカップ麺も好きだ。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

底辺の家は袋麺さえ作るのが苦手で、調理する手間がいらないカップ麺を好む。

彼らにとってカップ麺は間に合わせの食事ではなく、日々の食事のローテーションに組み込まれている。

 

手料理よりカップ麺が美味しいと言う:希々空(ののあ)の姉

 

それはネッシーにも当てはまるが、ネッシーはカップ麺さえも手間がかかると言う。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

『最近のラーメンは作ンの面倒くせーな!

イライラするぜ!!』

 

まいたんの親

 

まいたんの親は登場しないが、出会いカフェでウリをしている別の少女の母親(36)みたいな女だろう。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん13巻」小学館

 

こういう母親は転勤族でもないのにやたらと転居歴があるのは、行き詰って転居してリセットを繰り返すからだ。

千葉県から岡山県とか、変な移動をする。

 

彼女らはポーカーで全ての手札を入れ替えるように、一か八かの賭けで環境を変える。

そうこうしている内に子供がデキてしまって、まいたんみたいな子を作ってしまう。

 

話は変わるが、動物のたぬきの子育て期間は一年くらいと言われている。

人に換算すると6~7年くらいで、恐らくまいたんの育児期間もそれくらいだろう。

 

まいたんは広島のたぬきに育てられたから、人間社会では壁にぶつかってばかりいるのだ。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

まいたんは人の会話を聞いても、殆ど理解していない。

まいたんが『ありがとう』『ごめんなさい』という場面は一度も出て来ない。

 

小さい事と思うかも知れないが、その小さな事さえできないのがまいたんなのだ。

普通の人はそういう小さな常識を見て、付き合うべき人間かどうか判断する。

 

現代の都会では対人スキルがないと出来ない仕事ばかりだから、まいたんが渋谷でどこにも属せない野良人間になってしまうのは仕方がない。

 

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館

 

まいたんみたいな少女は美人局やエンコーをしたりする内に、自分と同じような野良の男とくっついていく。

 

そして同年代の女子高生が勉強でペンだこが出来てしまう中、まいたんみたいな少女は子供がデキてしまうだろう。

 

無論、野良の男は種付けだけで去っていく。

まいたんは自分と同じような境遇の子供を再生産して、本人は30代で人生が終わっていく。

 

まいたんの人生はきっと持ち直さない。