ギャル汚くん編より(4~5巻)
渋谷あたりで痴漢男を電車から降ろす、悪そうな恰好をした男(ネッシー)を見て、
「うおっカッケー!」
という若い女性。
実は痴漢されていた女性とネッシーはグルで、痴漢男から金を巻き上げたりしている。
そんな事を知らず、電車からネッシーを見て「カッケー!」と言う。
自ら価値を下げておけば安心
可愛くもなく、髪型も七三のロングバージョンというか、中学生のような髪型。
ちょっとぽっちゃりめで、ドッグタグみたいなアクセサリーをつけている。
本命になりにくいようなさえない外見の上に、この言葉遣い。
この女性は、なぜ自分の価値を高めようとしないのだろうか?
それは、若いながらも年頃になり、外見による差というものを身に染みて感じるシチュエーションを経験しているのだろう。
サークルや飲み会の場などで、可愛い女性との差を感じとる。
あれ、私だってかわいいはずなのに・・・ そうやって傷つく。
そんな経験を重ねると、徐々に自分に期待しなくなっていく。
自分から言葉遣いを汚くして価値を下げておけば、傷つく事も少ない。
そんな防衛本能が働いていて、習慣になってしまっている。
だが実際は、そうやって価値を下げれば、寄ってくる男はさらに低いレベルの男に限られてしまう。
自分を諦めてしまった可哀そうな女性。
闇金ウシジマくんにはそんなキャラクターが1コマ出ている事で、リアルな社会が広がっている。
生きるのが辛いブスのみほ
サラリーマンくん編より(10~12巻)
インドのナンに毛を被せたような顔をしている女性みほ。
出会いカフェでも男に選ばれる事なく、劣等感を募らせている。
そんな彼女の難易度が高めな人生。
...