ギャル汚くん編より(4~5巻)
小悪党の小川純にそそのかされて、闇金のウシジマくんを訴えておこづかい稼ぎをする女性達。
渋谷によく出没している。
渋谷は蛾を集める夜の灯りのように、無目的な人を引き付ける何かがある。
消えろと命令する女性
弁護士が丁寧に話しているのに、そちらを見ることなく
「あ!?消えろ!!」
しかもチュッパチャ〇スみたいな棒付きの飴を舐めかじりながら。
この描写も秀逸。
飴なんて舐めたいわけじゃないのに、くわえタバコのようにダラダラといつまでも口遊び。
丁寧に話す相手は怖くないから徹底的に見下す。
専門学校を中退してフリーターをしているが、弁護士に対して消えろと命令できる自信は彼女のどこにあるのだろう?
バカでこらえ性がない女。
闇金ウシジマくんのダメキャラに多い、実力以上の立ち振る舞いをしている。
彼女に弁護士を消すだけの力などない。
社会から消えかけているのは彼女の方だ。
そういう人ほどコンプレックスがあるので、他人に消えろと言ったりする。
何かしらないがイライラしている女性
夜に会った時と違い、昼間に会うとイライラしている女性。
職業は風俗業のようだ。
目が血走っているのは、昼夜逆転しているからだろうか。
それとも何かの中毒者だろうか。
基本の感情がイライラ状態という若い女性はいる。
全ての事に対して不機嫌・攻撃的。
できれば近づきたくないが、弁護士は仕事なので会って話して、精神をすり減らしている。
強者には「あうあう」しか言えない
弁護士に対して
「被害届は取り下げねーよバーカ!帰れ!」
という若い女性。
が、ウシジマくんの部下の柄崎に詰問されると、ボソボソとしたしゃべりに代わって、最後は
「あうあう」
しか言えなくなる。
小悪党の小川純の事をジュンくんと呼ぶ。
自分にとって誰が良い人なのかもわからないし、丁寧な相手に対しては暴言を吐く。
まったく逆さまな思考回路をしている。
単純にバカでは片づけず、品のなさや普通の人への敵意によって、頭の悪さを浮き彫りにしている。
渋谷に無目的に集まり、ダンサー未満の男友達の練習を地べたに座って見ている。
その男たちには媚びたようなしゃべり方をする。
弁護士には罵倒・命令口調。
返済も考えずに闇金に30万を借りる頭の悪い彼女が、弁護士に対して「バーカ」という。
恐らく、彼女の人生にはバカゆえのエピソードが沢山あるのだろう。
弁護士に言っているようで、無意識に自分へ言っているように思える。
欲が深いのにバカで非力だから叶わない事が多い。
その不満が何かのキッカケで爆発し、他人に攻撃的な態度になって出てくる。
本人は、弱いから攻撃的になってしまうと言って反省しない。
触れたら爆発する、爆弾岩みたいな女はゴロゴロしている。