『女性の社会進出』
と言われるが、昔から家に閉じこもっていただけではないので、正確には
『会社への進出』
の方が正しい。
会社で働く女性がしんどい理由とは?
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男女で言葉の使い方が違う
まず会社の話の前に、男女の違いを説明する。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
腰の低い弁護士の男が、闇金を訴えた女性達に示談の話をして回っている。
彼女たちは最初から借りパクの意図を持って訴えているから、純粋な被害者ではない。
女性は
「示談金払えねーンだろ!? 消えろ!!!」
と激しく叫ぶ。
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消えろというのは相手の存在さえ認めない、絶対的な強者が使う言葉だ。
彼女とは別のダンサー志望の女性は、弁護士が挨拶した途端
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
「被害届は取り下げねーよ バーカ!!
帰れ!!」
なぜ、彼女たちはこんなに言葉が汚く、攻撃的なのだろうか?
男が、女性の言葉を攻撃的に感じる理由
ダンサー志望の女性は街中でダンスの練習をする、マイルドヤンキーの男たちに混じっている。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
彼女はそこで、男たちのコミュニケーションを学んだが、その上辺しか理解していなかった。
弁護士が去った後で、闇金の社員がやってきた。
ダンサーの真似事をしている男の中に、闇金の顔見知りがいる。
顔見知りと言っても街で悪さをしていて、自然と互いの存在を認識する程度の仲だ。
闇金の社員が事情を聞きながら、その男の手をねじる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
「痛っ!?」
その尋問の結果、女性が別のチャラ男にそそのかされて、闇金から借りパクしようとした事がわかる。
男たちは言葉だけでなく、相手の格をはかってから言葉を交わしている。
男が強い言葉を発する時、それを裏付ける力が存在している。
ダンサーの男は女性をかばおうとするが、闇金の社員が一括する。
「ふざけンな!! 金目当てでテメェ(女自身)がしたことだろ!?」
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
「その通り!! おっしゃる通り!!」
もし、ここで力関係を無視して反論をしたら、即座に『力』が行使される。
男の言葉の掛け合いには、
『これを言ったら力のぶつかりあいになる』
という見えないラインがあり、その覚悟がある場合にのみ強い言葉を使うが、女性はその境界線がわからない。
だから危険なワードをポンポン言うので、男からすると捨て身で攻撃的に映る。
いつもと違ってダンサーの男のよわよわしい態度を見て、女性は
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん4巻」小学館
「あう あう…」
としか言えなくなる。
男は言葉合戦を、暴力で解決するか否かの分岐点に使うが、女性は暴言の圧で勝敗が決まるという認識だ。
この文化の違いは、アメリカ人のクリスマスを見た日本人が、七面鳥を知らなかったのでチキンを食べるようになったのと似ている。
男女でケンカの仕方が違う
女性は生存本能が強いから、滅多なことでは血を流すような選択をしない。
ケンカでもすぐに法の介入を求める。
少し前まで男の世界では、ケンカで警察に泣きつく事は負けとされていた。
何でも力で優劣がつく経験をした世代で、体格が小さいおじさんは
果物ナイフを持ち歩いたりしている。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん45巻」小学館
ケンカになった時のセリフは
「刺すぞ!このヤロー」
文明化が進んだものの、男の根底には、力で人をランクづけする部分が残っている。
階級に敬意は払っても、威厳がなければ腹の底ではバカにされる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん44巻」小学館
体は小さい・声は高い・ヒゲは生えない
だから女性は軽く見られる。
会社では男と同じ実力があっても、威厳のハンデが生まれる。
力関係と言葉遣い
昔から男みたいな言葉遣いの女性達はいた。
戦後のパンパン(路上売春婦)たちは、強い言葉を使わないとすぐに搾取されるから、男の言葉を使っていた。
男社会に飛び込んだ現代の女性たちは、好んでガラが悪くなったのだろうか?
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
否
パンパンと同じように、環境に適応したに過ぎない。
職場で力関係による言葉の遣いわけに触れた女性は、子育てでそれを再現してしまう。
親からの強い語気を浴びて、男女の境なくチンピラみたいな子供が増えていった。
だから女子高生が建築現場のおじさんと同じように
「この飯、うめーなッ」
と言うようになった。
関連:汚い言葉遣いの愛沢の嫁
会社組織の女性
男が作る組織は、自然と軍隊のようになる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん29巻」小学館
これは大昔の、狩りをしていた頃の集団行動に由来する。
階級によって絶対的な指揮権があり、上の命令を下が聞く事で組織が有効に機能する。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
会社内は男の支配欲を満たすための競争原理が働き、最大のパフォーマンスを発揮する。
その支配欲の源泉は猿やゴリラと同じく、上位のオスがメスを総取りする事にある。
そんな組織に女性が入るとどうなるか?
女に手を出すために権力を手に入れるのだから、目の前に女がいたら当然、手を出す。
サルは桃を食うし、男は尻を撫でる。
セクハラが発生するのは、ごく当たり前の事だ。
男にとって女は競争の褒美としてもらえるものだから、高い地位に上ったらお触りくらい当然の権利という感覚だ。
では、女性も競争に勝ち残ればいいのではないか?
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん26巻」小学館
しかし女は出世に関して、男ほどインセンティブがない。
男は全てを投げうって仕事をして、できるだけ多くの女に種付けしたい。
大げさに言えば生存をかけた競争をしている。
だが女はSNSに書き込むだけで、すぐに男が群がってくる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
女性は自分の遺伝子を残すために、苛烈な競争をする必要はない。
もっと詳しく:第五章 男女の人間学(女性に選択権があるものの)
女性は感情的?
女性は感情が優位だから、赤ん坊のメッセージを読み取れたりする。
感情が優位なゆえに会社でも泣く。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
損得よりも感情を重視するため、職場で女性の機嫌を損ねると、なかなか元に戻らない。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
いつまでも曇りの感情のまま、どんよりし続ける。
こういうところが、男性が『女性は会社に向かない』と感じる点だ。
当の女性同士でも、噂話や近況のさぐりに辟易とする。
そんな時に男たちのサッパリとした関係を見ると、気楽で羨ましく思う。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
だがこれは一面的な見方しかしていない。
男たちは晴れの日が続いた後で、突然の嵐が起こったりする。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
男は互いの変化に疎く、それがある日ギャップとなって衝突が起こる。
男たちは直接ぶつかり合いになる事をいとわない。
女性は曇りのまま燻り続けるだけで、血が流れる事はない。
彼女たちの噂話好きは、ギャップが生まれないための常態確認だ。
他にも白黒ハッキリつけると紛争のもとになるので、女性は男の階級社会より曖昧なマウンティングを好む。
男は感情的でないのか?
男は感情が優位ではないので、こまごまとした表現はしない。
金切り声も出さないし、泣きもしない。
その代わりにガッツリ尻を見る。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
劣情(性的な感情)を催すのは、感情の発露ではないのだろうか?
目の前の男性部下を叱りつつも、奥の女性の尻をみる上司。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
更に言えば、胸もあいさつ代わりにガン見する。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館
女性は胸にも目がついているから、こういう視線を感じるたびに、はだけたカーディガンをピシャッと閉める。
その度に、嫌な思いをしている。無論、女性が。
男が尻と胸を見てしまうのは、性的なスイッチになっているからだ。
四足歩行のサルの時代は、目線にある尻の割れ目が発情のスイッチだった。
サルの尻が赤く目立つのはそのためだ。
二足歩行になると目線に近い胸が発達して、尻の割れ目の代用品になった。
だから男は卓上カレンダーよりも頻繁に、職場の女の胸を見る。
男の感情表現は他人の領域を侵すが、女の感情表現は自傷的だ。
ヒステリックな金切り声は助けを求める悲鳴で、泣くのは庇護(ひご)を求めての事だ。
ヒスは罵倒のように聞こえるが、その実は本人がどうしようもなく叫ぶ悲鳴だ。
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ハラスメントの概念が生まれる
会社が男だけの時は階級による人権の違いは当然で、誰もハラスメントとは思わなかった。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
「2倍働いてダメなら3倍働けよ!」
というのは当たり前の発想で、社員に競争に打ち勝つか死かを迫っていた。
ここに、生き残る事を前提にした女性の概念が入って変化した。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
権力を行使するのが悪だとされるようになり、至る所で衝突が起こった。
セクハラに関して、女性の被害妄想が指摘されるが、あながち事実無根でもない。
社内で禁止されると、権力を使って就活女子の尻を追うようになった。
圧制の反発でマフィアが生まれたように、カルトのような女性団体の誕生には理由がある。
中には自分の歪みから目を背けるため、社会が歪んでいると責める活動をする人もいるが、これは別に女性に限った事ではない。
女性の管理職が少ない理由
狩猟のハンターや格闘技観戦など、自由参加なのに女性が少ないのは興味が持てないからだ。
男は自分の人生と格闘技を重ねてみている。
男は女より多めに産まれてこさせられる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん43巻」小学館
仕事で競争して、相手に打ち勝つ以外の生き方を知らない。
一方で女性は平穏の中から娯楽を見つけられるから、選択肢は他に沢山ある。
仕事も同様だ。
会社で管理職に上っても、幸せなどない。
だから出世をした人たちは、いつも不機嫌に怒っている。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん26巻」小学館
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん26巻」小学館
支配のメリットが少ない女性が、出世で満たされるものは少ない。
競争社会は屍を築く
男女平等の議論で、出世は皆が目指すべき成功の証という前提だが、果たしてそうだろうか?
男の競争社会は、一定数の犠牲者が出る事を前提にしている。
『勝ち残るか死か』
だから寿命を縮めてでも能力を最大限まで出す。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん11巻」小学館
「ガンバらなきゃ……
創(息子)や由花(娘)や奥さんのためにガンバらなきゃ……
大丈夫 大丈夫。」
(弱音は……死んでから吐けばいい。)
男だって競争以外に道があるなら、こんな生き方は望んでいない。
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一方で女性が好む組織は、横並びだ。
リビングに集まり、茶を飲みながら
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん14巻」小学館
「井上さん ダイヤモンドエンペラーに昇格おめでとう!!」
「はい!!諸星支部長♡」
こんな風にマルチの末端は、女性が7割以上を占めている。
彼女たちにも昇格の概念はあるが、競争というよりスタンプラリーみたいなものだ。
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女性は会社に向いていないのか?
軍隊型の会社組織は、女性の性質に合っていない。
だから会社の中で女性は、なるべく前線の兵隊ではない経理・総務・人事・広報などに逃れる。
会社で強いのはビールを飲んで野球中継を観る以外は働くだけの、昭和の男たちだ。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
男女共に性質の壁を超えられるのは、優秀な上位10%の層くらいだ。
女は昇格しても、タマは煮えたぎらない。
男は育児に喜びを感じる事ができても、子宮はうずかないし母乳も出ない。
出産の立ち合いは食欲が失せるから巻き込まないでほしいと思っている。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
分娩室でビデオ撮影をする男性は、あんかけまみれの赤ん坊にえずいている。
女性の社会進出で、男性が嫌がっても家事・育児を求められるようになった。
お互いが得意分野と不得意分野を交換し、平等に苦しむ社会だ。
男性の家事
男に家事をさせるとこうなる。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
男の家事の質が低いのは感覚が違うからだ。
男はカビが生えてから対処しようとするが、女はカビを生えさせないよう維持する。
男は日常の脅威に対するセンサーが、女性よりガバガバである。
この違いがあるから、独身男性の方が早めに死ぬ。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん10巻」小学館
男に家事を教え込む事はできる。
だがそれは女性に肉体労働を仕込むようなもので、負荷が大きい。
男は靴下を裏返す作業を3回したところで、ブチ切れる。
それに日本の女性がしている家事は、世界一の水準だからハードルが高い。
家事を
『家政婦の仕事』
と蔑む人たちを見てみると、子供にドッグフードみたいなものを食べさせる国ばかりで、彼らは児童虐待しているかのようなヒドい弁当しか作れない。
家事という連綿とした常態維持は、終わりが無いむずかしい仕事だ。
詳しく:第五章 男女の人間学(夫に赤ちゃんの世話を頼むと、妻が悲鳴を上げる理由)
女性の成功
能力が劣っている訳ではないから、会社にこだわらなくてもスルッと成功する女性がいる。
男モドキになる必要はない。
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真鍋昌平著「闇金ウシジマくん21巻」小学館
そして徐々に、自分たちが生きやすいように社会を変えていく。
男の中で安定運用されていた階級社会を破壊し、おじさんの権力を封じ込めた。
その結果おじさん達は地位を失い、リストラ要員として葬られていくようになった。
男みたいにちまちまとクーデーターなんてしないで、女は憎いおじさん達を根絶やしにする。
経歴・環境から人格を見抜く方法
本ブログで人物の分析に使っている方法です。
男女の違いに関しても掘り下げています。