なぜ、おじさんは若い女性に語りたがるのか?
男は他の男を押しのけて、のしあがって女に認められたい性だ。
暴力のペナルティが厳しい現代では、社会でのしあがる要素は『インテリ』だ。
女性に自分の語りを聞いてもらうのは、動物の求愛ダンスに似ている。
語りをする時、おじさんたちの心は勃起をしている。
つまり精神的にエクスタシーに達しているのだ。
これが若い女性がおじさんの語りに、気持ち悪さを感じる理由だ。
誰もがウンザリする、おじさんの語りとは?
語るおじさん・興味がない少女
出会いカフェでウリをやっている少女とホテルに行き、事を済ませた後でベッドの上で話すおじさん。
歳は37歳だから社会的なポジションは確定していて、この先の伸びしろはない。
少女とヤル事だけはやっておいて、説教モードに入るおじさん。
性欲を満たした後は、自己顕示欲を満たしたい。
風俗嬢からすると、一番ウザったい男だ。
「てか、キミ、このままで この先、どーするワケ?」
たどたどしい日本語力なのに、体を売る少女を自分以下の存在と見下し、人生の先輩ヅラをするおじさん。
少女はハンバーガーをバクバク食べながら、適当にこたえる。
「私ィ―――
バカだしィ。
エッチ好きだしィ。」
おじさんは、自分よりバカな相手の方が好きだ。
語りに反論されず、安心して優越感に浸れる。
だが女が反論しないのはバカだからではなく、おじさんの語りに一ミリも興味がないからだ。
おじさんは得意になって、普段から思っている持論を、ラブホの一室で語りだす。
「消費だけで世界が成り立っていると教育され続け…」
延々と学費や、時代・商品価値の話を垂れ流す。
底辺は自分の人生が間違っていると思わず、いつも社会の方が間違っている事にする。
だから、語りのスケールが大きい。
その間にハンバーガーを完食した少女に響いたか?
「ゲプッ……」
(マジ ウゼェ……)
としか感じていない。
無価値なおじさんの語りを聞いてくれる女性などいないので、有料の女性に低レベルな語りは集中する。
援助は強い方が弱い方を助ける行為だが、身一つの価値では女性の方が上だから、どちらが援助されているのかわからない。
誰にも相手にされないおじさんが、女性の身体を援助してもらっていると言える。
テレクラで語るおじさん
おじさんたちは隙あらば、『語り』で女性に自分の存在をアピールする。
「でも もうちょっと話がしたいなァ……」
だがテレクラで買春客を探すおばさんは、手っ取り早くお金が欲しいだけだ。
(チッ…… めんどくせェ……)
としか思わない。
これはテレクラのおばさんだけでなく、デパートでも窓口でも、女性が知らないおじさんの話を聞くのは
『めんどくさい』
の一言に尽きる。何のメリットもない。
おじさんのたしなみとして、店の女性に聞きたいことがあっても、グーグル検索で自己完結しなければならない。
テレクラ女性に無視されるおじさん
アメリカ初の黒人大統領のオバマが、選挙期間中に使った
「チェンジ」
「イエス・ウィー・キャン」
という標語が流行した。その頃の話。
おじさんの話がむかついたので、電話相手の女は会話を打ち切って、チェンジと言い出す。
「オーバマ!! オーバマ!! チェンジ!!
イエス!!ウィ~~キャン!!」
テレクラでは、デリヘル崩れの女の小銭稼ぎが多い。
デリヘル嬢は客の所に行って、気に入られないと目の前で
「チェンジ」
と言われて、帰らされる屈辱の経験がある。
その復讐でテレクラの男を翻弄して、自分の方からチェンジを告げる。
おじさんは語りで対抗する。
「お前らビッチはみんなそっくりだ。
どいつもコイツも人のコトを軽く見ている豚どもだ!!」
電話口では、意思疎通をする気が一切ない女がずっと
「オーバマ!!
イエッス!! ウィ~~キャン!! チェンジ!!」
をずっと繰り返す。
イエッス!! と少しアレンジを加えるあたり、女のおちょくりがノッてきたことをあらわしている。
「貞操の美徳心を捨てた
拝金主義の売国奴どもに……」
と語るが、女は
「オーバマ!オーバマ!オーバマ!」
を繰り返すだけだ。
コミュニケーションを遮断すると決めた時の女は、容赦がない。
夫婦喧嘩でツンと無視する嫁は、夫の存在を消しているに等しい。
女に存在を認めてもらえないというのは、男が生まれてきた意味さえ揺るがす厳しい罰だ。
だから男はお金を払ってでも女の前に立ちたい。
それをこじらせた男は、暗がりで女性に下半身を見せて、ワイセツ物陳列罪で捕まっていく。
男はどうしても、女に見てもらいたい性なのだ。
若い女はトロフィー
キャバクラで、若い女を口説き落とそうと必死なおじさん。
男は卵子の量が多い、若い女を好む。
だが女は、精子と長期的な生活力が不利な中年の男を選ばないよう、本能的におじさんを嫌うメカニズムがある。
この違いがあるから、おじさんが若い女を嫁にしたら男同士ではトロフィーになるが、女たちには
『気持ち悪い』
と言われる。
若者がSNSで
いいね!
を欲しがるのを、おじさん達は承認欲求が強いとバカにする。
だがおじさんたちは、ホステスたちの頷き一つで舞い上がる。
ホステスたちの
「すごぉい」
を欲しいがために、バカスカ課金する。
そして全部ハズレのガチャをひく。
風俗嬢に語る男
男は自分より風俗嬢は下だと勘違いして、しきりに語りたがる。
だが女たちの本音は
風俗嬢への語りは、メールでも行われている。
風俗嬢にメールを送る男▼
男同士でも語りは使われる
ラブホで美人局の合間に、テレビから流れる外交ニュースを見て、色黒のネッシーが語る。
交渉の最終手段が戦争だの軍備だの、どこかで聞いた風な言葉を並べる。
それに対して太鼓持ちの達人の小川純はバカッぽく
「戦争、マジ カンベン。
平和ラブ!! 仲良くいこうよ!」
と適当にお茶を濁す。
「中国はそう思ってねェぞ!
それにアメリカだって日本を植民地にする気だぞ!!」
日本の国力を憂うなら、まずは自分が働くのが先なのに、美人局をしながらラブホの一室で不毛な政治談議をしている。
ネッシーは自分が語りの主導権を握っていると思って、どんどん興がのってくる。
バカが興に乗るほど、タチが悪い事はない。
世代間の格差に話が飛んで、再び国を憂う話に戻ってくる。
「ツケの一番大きな代償は、
オレ達日本人が誇りを持てず、国も家族も愛せねェようになっちまったコトだ!」
小川純のような太鼓持ちは、おこぼれをもらうために人を査定する能力がある。
表面的な愛想は良いが、内心ではネッシーの実力は見透かしている。
(誰のセリフだよ!? テレビで言ってたセリフをまるで自分が一から考え抜いた言葉みたくオレに語りやがる。)
語るだけでいっぱしの人物になれる気がするから、底辺ほど語りのスケールが大きい。
外交や地球環境など、大きな社会問題に挑むポーズをして、自分が抱える問題をごまかしている。
小川純は、ネッシーが自分よりバカそうな奴の前でしか熱弁しない事を知っている。
矛盾点にツッコミを入れそうな、頭のいい人間の前では語らない。
関連:ハンパ者のネッシー
おじさんが語り好きな理由
歌舞伎町の出会いカフェから、少女を店外デートに連れ出すおじさん。
この年代のおじさんは、焼肉を食べれば(肉体関係)OKという、童貞みたいに偏った性知識を持っている。
ご飯を前戯と勘違いしているのだろうか?
実に気持ちが悪い。
「ごちそうさまでした―――
すごくおいしかった♡」
だが少女は街の人の視線を感じて、内心では
(はずかし―― 親子には見えないよな。)
と思っている。
鈍いおじさんは
「あーそォ あーそォ。
キミ、可愛ィねェ――」
と言う。
少女とのコミュニケーションがズレているのに、おじさんの脳内では勝手に抱ける事になっているから、ホテル前で豹変して
「ホテル行くよ!」
「無理無理
無理無理」
少女に全力拒否されると、猫なで声を出しながら3万円払うからと、少女にセックスのお恵みをねだる。
土下座セックスである。
ホテルの前に来ると目の色が変わって、引っ張り込もうとするおじさんは何なのだろう?
獲物が巣穴の近くに来ると、穴のふたをガバッと開けて巣に引きずり込む、トタテグモという虫に似ている。
おじさんは、なぜこんなに必死なのか?
独身だけでなく、成長した子供がいるおじさんは、誰にも必要とされなくなる。
まだ終わっていない自分を確認するために、誰かに認めてもらいたい。
だから女の最大の承認行為である、セックスで受け入れてもらいたがる。
崖っぷちでこの世に留まるための行為だから、おじさんは必死で女にしがみつく。
おじさんは性ではなく、生に執着しているのだ。
それだけに少女に断られるとショックで、ついさっきまで媚びていたのが一転して、ひどい悪態をつく。
「どーせ貧乏人の娘なンだろ?」
歳を取ると脳が粗くなるから
媚びる⇔罵る
といったように、両極端の反応しかない。
フラれても相手を罵って傷つければ、自分が傷つかずに済む。
おじさんは体力が落ちて弱くなった分、狡猾になるから余計に嫌われる。
出会いカフェの実態
出会いカフェの少女たちは、『援助』を語りながら近づいてくる男の目的を知っている。
少女たちは性と金の交換をさせられているだけで、助けてもらっているわけではない。
男たちは自分から欲するクセに、事後は冷めて汚い物のように女を扱う。
関連:ブスの性格が悪い理由
そんな彼女たちは、頭は良くないかも知れないが、男の欲に関しては、身体で嫌というほど理解している。
現実の出会いカフェでのおじさん
歌舞伎町の出会いカフェ(Bar)に通ったおじさんの中に、文部省の事務次官(高級官僚)がいた。
彼は色々と釈明しているが、その中で
「あそこのマスターが作るロコモコは結構美味かった」
と言っている。
ちっちゃい中年会社員の加茂も、キャバクラでバカ高い盛り合わせを食べて
「うまい!! この店のメシが一番舌に合うわー。」
と言っている。
性欲がうごめく場所での食事というのは、ノーパンしゃぶしゃぶと同様に、おじさん以外は吐き気を催す。
おじさん達は感性が死んでしまっているので、女体盛り(全裸の女性に刺身を盛る)を平気で食べる。
下が衰えた分、口から性欲を食べる妖怪になる。
出会いカフェの少女は言う
官僚は、多い時は週に3回も出会いカフェに通ったのだという。
そして毅然と、
『女性の貧困調査のために通った』
と言い、一定の成果があったことを強調した。
この釈明を聞いて、出会いカフェの少女の一人は爆笑して
「ぜってー、そんなわけないって。(女と)ホテル行ってるよ!」
真偽のほどは自身で判断
『貧困調査のため』
という釈明を聞いた世間の男性たちは、ニヤニヤとするだけだった。
これがゲスの勘繰りの可能性はないだろうか?
公正に擁護する意見も提示したい。
出会いカフェで〇〇さん(官僚)に救われたという、若い女性がいる。
当時、この官僚は政権と確執があり、出会いカフェ通いをバラされたのも、それが関係していたと言われている。
追い詰められたこの官僚は、記者会見を行った。
その時に出会いカフェ通いの女性に、母親からLINEが届いた。
「〇〇っち(官僚のあだ名)が安倍首相の不正を正している」
『不正』『正している』という言葉に注目したい。
人格は、使用する言葉にもあらわれる。
もしも人格と言葉が矛盾しているなら、そこにウソがあると見抜ける。
出会いカフェに通う娘の母親が、使用する言葉かどうか、下記のページで判断してほしい。
この母親は、〇〇っち(官僚のあだ名)と呼ぶ幼児性があり、さらに娘のしつけが緩い。
恐らく約束の時間を守る概念も低いだろう。こういう人が最も嫌う言葉が『不正』『正している』
などの厳格な言葉だ。
さらにこの女性の父親も登場する。
母親からのLINEが届き、父親と一緒にテレビを見て
女性は
『これは〇〇さん、かわいそうすぎるな』
と思って声を上げることにしたそうだ。
父親と一緒にテレビを見る=良好な関係というのを頭に入れてほしい。
父親との関係性については、下記のページを参考にしてほしい。
関連:宇津井優一を形作った両親
女性本人・両親・出会いカフェ
これらをつなぎ合わせて、矛盾点を浮かび上がらせて下さい。
人の人格と行動には、意外な事はありません。
上辺の言葉ではなく、客観的な情報を繋ぎ合わせる事で、真実に到達できます。
このケースを例に、皆さんで答えを出してみてください。
※純粋にこのケースが面白いために取り上げただけで
政治的な意図はありません。
わたしの見立てでは、両親の人格は合成された人間かのように矛盾しているので、実在の人物とは思えません。
発言した女性に関しても義理堅い行動より、ガールズバーでバイトでもして客の悪口を言っている方が人格にマッチします。
擁護する女性を用意したのが誰かは不明ですが、現在この官僚は日本の憂う市民と称して活動しています。
人を見抜く方法を応用すると、政治・経済の動きを予測できます。
わたしに富と平穏な日々をもたらしてくれた方法が、皆さんの生活に役立てば幸いです。