刈ベー激アツメソッド

激アツメソッドを起ち上げる 若い男
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん31巻」小学館

フリーエージェントくん編より(30~32巻)

 

マルチの情報商材、清栄ハイパーメソッドを買ってもなかなか儲からないので、刈ベーが自分で作ったのが、刈ベー激アツメソッド。

バカが作る情報商材の威力とは?

中身がもないが、それがマルチの情報商材

行き当たりばったりで、論理的思考のカケラもない刈ベーらしい商材。

行動だけは早いので、すぐに刈ベー激アツメソッドを起ち上げる。

普通、マルチの情報商材はそれらしい雰囲気を演出するために、DVD等の形式をとる。

 

原価がよくわからないものにしないと、法にひっかかりやすくなるからだ。

商材をそれらしくして、特殊な方法で販売を拡大していく。

マルチ商法というのは、販売した人に紹介料を払うという部分が要点になっている。

 

高額な紹介料のため、知り合いに販売をする。

その相手がさらに自分の知り合いに販売をして、紹介料を得る。

だから販売する商材はどうでもよいのだが、それらしい体裁だけは整えている。

 

刈ベーはそんなまどろっこしい事はしない

DVDを作るのが面倒くさいので、ガチャガチャのカプセルに一言書いた紙を入れて、それを刈ベー激アツメソッド購入者に送りつける。

 

ガチャガチャのカプセル

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん31巻」小学館

 

刈ベーはただ面倒だからだろうが、無価値の物を高額で売りつけるという、マルチ商法を皮肉っているように見える。

 

その紙のメッセージも

「金持ちに成りたいなら俺と同じことをしろ」

という一言のみ。

 

これもマルチ商法の核心を突いた言葉だ。

だが、販売手段がいただけなかった。

 

マルチ商法では、買う側は少なくとも購入時は納得して購入するのだが、説得力ある言葉を知らない刈ベー達は、脅して購入を迫る。

 

物を投げつける刈ベー達

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん31巻」小学館

「親のクレジットカード持ってきた?」

「暗証番号分かる?」

 

普通に恐喝しているのと同じだ

だったら最初からガチャガチャのカプセルなんて必要ないではないか。

 

所々、マルチ商法を皮肉ったような鋭さを見せながらも、やっぱり何も理解していない刈ベー。

結局、警察から恐喝で出頭命令がくる。

逮捕されるまでが刈ベー激アツメソッドです

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