デパートは女相手でないと商売にならない。
ファッションに関して、女は男の数段上を行く。
太目の女性が好んで着る、てるてる坊主のようなワンピースがある。
街や会社で驚異的な機能を発揮する、女の服のすごいトコ。
太った女が好んで着る、肉が消えるてるてるワンピース
胸のすぐ下が絞ってあって、ウエストがどこにあるのか分からなくしてある、てるてるワンピース。
絞ってあるところがウエストだという服の概念を逆手にとり、トリックアートのように見る人を騙す。
太っているのか痩せているのかわかりにくいが、てるてるを着ている女は十中八九太っている。
もしそういう服を着ないと、エンコーまいたんのように、お歳暮で使われるパンパンのハムみたいなシルエットになる。
いかにてるてるワンピースが画期的な設計かがわかる。
筋トレの努力もなく、下腹のでっぱりを隠せる。
男が服に機能性を求めると、軍事用の迷彩服のように命がかかった方向のものになる。
だが女は、美的な実用性を追求する。
てるてるワンピースは迷彩のように、ぜい肉をカモフラージュして見えなくしてしまう。
隠した肉が男にバレるのはベッドでコトに及ぶ時だが、その時の男は興奮状態なので、脱いで鏡餅のような体が出てきても止まれない状態だ。
亀の頭が指示系統をにぎる時、男は正常な判断力を失う。
そんな男のメカニズムまで計算され、てるてるワンピースに組み込まれている。
一体、何キロくらいまで肉塊を隠せるのか?
オムツにも許容量があるように、てるてるワンピースにも収納できるぜい肉の限度はあるはずだ。
いくら目の錯覚を利用しても、飽和状態を崩すレベルのぜい肉まではカバーできないはずだ。
だがそれは視覚のみを考えた場合の限度に過ぎない。
深夜に弁当2個と、バケツサイズのアイスやポテチをむさぼり食う風俗嬢の瑞樹。
自分を商品として売り出す彼女にとって、腹の問題は死活問題だ。
彼女の体は一見するとワンピースでもフォローできないように思えるが、太った女には別の武器がある。
脂肪の塊も、胸についていれば武器となる。
男の目線を胸に集中させる事で、男の意識の中から腹を消してしまう。
そこに腹があるはずなのに、男の意識は胸に集中して腹の存在を認識していないので、目に映っても脳に情報が入らない。
テーブルマジックのように客の視線を別の所に持ってくれば、腹の肉は存在しないことになる。
太った女たちは、人体の一部を消す手品師だ。
腕を出すと、途端に豚足感が出る
てるてるワンピースは、必ずカーディガンや上着とセットにして使う。
豚足のような腕を見せてしまうと、男にボディの肉塊具合を推定されてしまうので、コトに及ぶまでひた隠しにする。
ベッドインの前に男に肉付きの良い腕を見せてしまいと、男の性欲ではなく狩猟本能を目覚めさせてしまう。
すると男は途端に計算が働くようになり、騙しにくくなる。
だからカーディガンで腕を隠しつつ、胸をアピールすることで男の知覚を惑わせる。
ベッドで男を興奮状態にしてしまえば、脱いで正体を出しても問題ない。
賢い女は男を目くらましでからめとり、ATMにしてお金をジャカジャカ引き出したい。
腹も胸も同じ脂肪なのに、胸についていると男を吸い寄せる鳥もちになる。
バカな男を引き寄せるワナのような服。
それがてるてるワンピース
関連:貧乏人が太る理由