売れないグラドル・モデル崩れの末路

若い女 若い女
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん40巻」小学館

ウシジマくん編より(39~46巻)

 

グラドルやモデルを名乗る人が増えた。

だがそこまで多くの需要がある仕事ではないから、当然のようにあぶれる者がいる。

ほんの少し見栄えがいいが、グラドル・モデルで稼げるほど魅力がない人を待ち受ける末路とは。

自称グラドル・モデルは日銭を稼ぐ

グラドルやモデルを名乗っても、その仕事はない。

彼女たちは、一体何をして稼いでいるのか?

 

若い小金持ちが開くパーティーや合コンに参加する事で収入を得ている。

グラドルやモデルとして、1回くらいは撮影された事がある。

少しは外見が良いのだろう。

 

学生時代にモテなかった小金持ちは、ようやく女性を呼べるようになった。

グラドル・モデル崩れの彼女たちは日銭を稼げる。

小金持ちは、キャバ嬢などと違って素人の女性と遊んだ気になっている。

 

階段に座る女

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん40巻」小学館

 

だが実際は彼女たちは、色々な名目でお金をもらっている。

会がお開きとなり、主催者に

 

「帰ってイイよ」

 

と言われた時の顔。

ジッと見る

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん40巻」小学館

 

ジ・・・ という目でタクシー代を待っている。

 

万札を渡される

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん40巻」小学館

お金を出されると、むしり取るように受け取って帰っていく。

こうなるともう、素人とは言えない。

 

数万円のタクシー代でどこまで帰るというのだろうか。

無論、タクシーには乗らない。

 

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実質お金をせびっているのに、タクシー代名目で浅ましさをごまかしているのだ。

一つの会でお金をもらうと、また次の会へ向かう。

 

次へ行く

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん40巻」小学館

 

グラドルやモデルの仕事を目指した彼女たちは、どこへ向かっているのだろう?

物乞いと変わらない。

 

こういう生活をしていると性格が悪くなるのか、元々悪い地がバレるのか、だんだん呼ばれなくなってくる。

 

更に歳を重ねると、若い女を求める小金持ちたちに、ますます遠ざけられる。
https://usijimakunnoningengaku.com/?p=1883

 

愛人になったり成り上がったり

行き詰ってくると、次の選択肢が出てくる。

歳を重ねて、男の扱いや駆け引きを覚えた女性は、年下のスポーツ選手を落とす。

 

スポーツばかりで計算できない扱いやすい男を狙う。

運よく落として結婚すれば、自分の負債を全部押し付けて人生を上がれる。

 

そうなれなかったコは、愛人契約を結んだり会員制の売春クラブに行ったり。

少し良い見た目だった女性が、どうしてそういう人生を歩んでしまうのか。

 

 

タクシー代の数万円をもらう、あのギラついた目。

セコくて浅ましい。

 

だが、それは彼女たちだけのせいではない。

若く自信にあふれた女の子に、グラドル・モデルになろうという誘いは魅力的だ。

だが実際は、それらは大人が若いコを寄せるためのエサでしかない。

 

立っているだけでお金がもらえるのは、芸術品と肩を並べるくらい魅力的でなければならない。

そのレベルの人はほとんどいない。

グラドルやモデルの仕事はほとんどなく、貧窮する。

 

そうやって追い込む。

そうなると、大人は彼女たちをどうとでもできる。

 

彼女たちがそういう仕組みに気が付くころには、歳をとり荒んだ状態になっている。

薬物中毒者や、男のために風俗嬢になっていたり、やり直しが利かない所まで進んでしまう。

 

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