ヤンキーは心が狭い

許さない愛沢 実社会
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん2巻」小学館

たまに良い事をすると目立つので、ヤンキーは実は良い人みたいな風潮がある。

だが、実際は心が狭い者の方が多い。

他人に少しでも付け入る隙きがあると、大声で責める。

どうしてそんなに、他人に対して攻撃的なのだろうか?

彼らの中では、社会の方が先に自分たちを見捨てたとなっている。

現状に不満を持っているヤンキー

ヤンキーと言っても、中・高あたりまでのヤンキーと、それ以降のヤンキーは異なる。

中・高くらいまでなら、ヤンキーである事でヒエラルキー(階層)の上位にいられる。

だが、その後の社会では仕事によって身を立てなければならない。

自分で身を立てる努力ができなかった者は、惰性でヤンキーを続けることになる。

これが心の狭いヤンキーになる。

学生時代には虚勢によってヒエラルキーの上位にいたのに、社会に出ると一気に落ちる。

ウシジマくんに出てくる愛沢も、惰性でヤンキーを続けている。

同年代の者たちにも相手にされなくなってきて、子供を取り巻きにしたりする。

安アパート

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん2巻」小学館

家は安アパートに住み、子供と口の悪い嫁がいる。

仕事は何をしても続かず、楽な方を選択し続けた結果、選択肢がない状況に追いつめられる。

他の人より上だと思いたいため、他人を攻撃するやっかいな人物になっていく。

ファミレスで、コンビニで。彼らが気安く立ち寄れる場所では、特に攻撃的になる。

店員を自分より下と思っているのが、惰性ヤンキーの頭の中だ。

お金を払っているんだから、何をしたっていいのだと勘違いする。

実際には、お金と品物の等価交換で社会は成り立っている。

お金を払うという自分の行動しか見えないから、惰性ヤンキーのままなのだ。

田舎の場合、コンビニに出入り禁止になったら5km先の店に行かなければならない。

出入り禁止になって困るのはヤンキーのほうだ。

コンビニ前を散らかす

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん2巻」小学館

やたらとゴミを散らかすのも、自分たちが優位である事を感じたいから。

電車のイスに、必要以上に足を広げ、パーソナルスペース(自分の場所)をアピールする。

人が多い場所で、必要以上に大きな声を出す。

こういう行動も、自分たちが人並み以上に権利があると感じたい行為だ。

心が狭いのは嫉妬のため

惰性ヤンキーの愛沢は、盗んだ車の中から一般人をうらめしそうに眺める。

自分が仕事をすぐに辞めてしまい、普通の生活ができないから一般人に嫉妬している。

一般人を見る

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん3巻」小学館

見ているだけでイライラするのだと言う。

一般人に許しを請われても、

カンベンしねぇ

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん2巻」小学館

「絶対カンベンしねェ! 俺の絶望を分けてやる!!」

この心の狭さ。

愛沢の絶望とは、仕事をしない焦りをパチンコで紛らわせ、そのため借金を重ねている事だ。

更に安易にヤクザに助けを求めた事で、ローンで買った車は取り上げられて、事あるごとに金を要求されている。

セドリック

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん2巻」小学館

惰性ヤンキーは、闇の住人の食い物にされている事が多い。

一般社会の片隅にいつつ、闇の世界にも少し足を踏み入れる。

そんな中途半端な存在は、実は社会的には弱者なのだ。

どちらの世界でも中途半端だからだ。

全ては愛沢自身が引き起こした事なのに、他人のせいにしている。

「世界中の苦悩を集めて、奴らに元気玉ブチ込んでやる!!!」

と本気で言っている。

自分自身で身を立てる事ができない人は、人を不幸にして相対的に自分が幸福だと思いたい。

こうなるともう、疫病神である。

実社会で関わったらいけないし、同じ土俵に立ってもダメ。

ウシジマくんの洞察力
▼ ▼ ▼

人を見抜く方法

実社会
スポンサーリンク
スポンサーリンク
漫画闇金ウシジマくんの人間学
タイトルとURLをコピーしました