村田久美子と職場の女同士の付き合い

村田久美子 若い女
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

若い女くん編より

女は、男よりも同調圧力が強い。

男なら苦手な相手とはランチに行ったりしない。

 

しかしデリケートな女社会では、それは通用しない。

外部の敵に対して結託するが、外部に敵がいない時、グループの誰かが犠牲になる

女はどうして、集団行動から抜けられないのか?

 

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女同士のグループは、どうして同調圧力が強いのか

嘆く村田久美子

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

思春期頃から女子の集団行動は極端になってくる。

トイレに連れ立っていくのも、その一環だ。

同調圧力は男よりも強い

 

これは、人間社会の成り立ちから説明できる。

男たちがマンモスを狩りに行く間、女同士で輪になって固まり子供を守っていた。

和を乱さずに一緒に行動する事で、安全を確保できた。

 

それと女は感情の変化に敏感だ。

子供の泣き方によって状態を判断しなければならないためだ。

感情にデリケートで、集団行動が必要なグループが出来上がった。

 

これが現代まで続いていて、学校や職場で女同士のグループが出来上がる。

OLの村田久美子も、所属するグループに必死でしがみついていた。

 

断るコトができない

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

借金の理由は、旅行代金に始まる。

お金が無いなら行かなければいいというのは通用しない。

目的は旅行でなくて、女同士の集団行動の試験のようなものだからだ

 

行かないという選択は、群れからはぐれて死んでいく恐怖を味わう事になる。

女はいくつかのグループに分かれてけん制しあう。

だが、けん制する相手がいない時にはグループ内で集団行動のできない者がスケープゴート(いけにえ)にされる

 

それがわかっているから村田久美子は必死でついていく。

欠席しなくてもグループ内で下に見られたら、スケープゴートの対象になる。

 

横一列に道を歩き、対向から人が来た時に、誰も後ろにズレないのは自分が下に見られないためだ

こういうマウンティングに負けないよう、グループの仕切り屋が決めた高いランチにも付き合わなければいけない。

 

グループの仕切り屋

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

同じくらいの給料でも、上京して一人暮らしの村田久美子と、実家暮らしのグループでは経済力に差がある。

 

差があっても見栄を張って参加しなければならないのが彼女の世界だ。

職場の女のマウンティングは服装でも行われる

会社のロッカールームで着替える時に、タグチェックが入るのだと言う。

 

ロッカールーム

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

村田久美子自身、元々が負けん気が強くて見栄を張るタイプなので、行動に歯止めが利かない。

 

OLグループを抜けた村田久美子に待ち受けるもの

借金が返せなくなり、ついに村田久美子はフーゾクの仕事をはじめてしまう。

この仕事で不潔な男たちにお金で自由にされる屈辱から、ようやくOLグループがバカらしく感じるようになった。

 

レストランへの誘いをストレートに

行かない

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

 

「行かない」

 

断ると

グループの女たちは

 

悪口

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

 

「なんなのあのコ!?感じ悪~~」

となる。

 

こういう時にはウソの予定を言って、遠回しに断らなければならない。

敏感な女子グループには、正直な言い方だと言葉がキツすぎる。

 

グループよりも自分の行動を優先させるという事は、グループへの敵対行動になる

早速、グループから報復を受ける村田久美子。

 

服に醤油をかけられる

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

ロッカールームに置いた服に、醤油をかけられる。

こういう事をする時、女たちは悪いとは思わない

 

自分たちの集団行動を乱す悪への、正義の制裁だと思っている。

この制裁行動に引け目を感じる者は、次のスケープゴートの候補になる。

 

だから進んで行動をしたり、競って悪口を言ったりする。

さらに村田久美子のフーゾク情報を社内にバラまく。

 

社内イジメ

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

 

こういう、周りの人間を巻き込み、社会性を使った攻撃でも追い詰める

直接的な攻撃だと自分もケガをする可能性があるので、他人のカゲに隠れて攻撃する。

 

これは卑劣なのではなく、哺乳類はメスでなければ子供が育てられないので、女は危険な事ができない。

 

ターゲットを充分に弱らせてから、直接的な攻撃に出る。

 

OLたち

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

 

「お仕事ガンバってね、ちはる」

 

村田久美子のフーゾクでの源氏名である、ちはると呼びかける陰湿さ。

こんな事をして、彼女たちは何が得られるというのだろうか?

 

陰湿でねじ曲がった性格に磨きがかかり、嫌味が上達するだけだ

敵ができると一致団結するが、敵がいないと自分がスケープゴートにされる事を恐れる。

 

そんな風にグループ内でも信用できないから、結婚でもして会社を辞めたらすぐに疎遠になる連中だ。

村田久美子が借金をしてまで同調する価値などなかった。

 

新しくできた女トモダチ

会社のOLグループから抜けた村田久美子は、新たなグループを求める。

村田久美子とフーゾク仲間

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

その場はフーゾクしかない。

同病相哀れむの心理で、マウンテイングもなく付き合えるトモダチができた。

 

フーゾクの不安を共有し、心から一緒に飲みたいと思えるトモダチだ。

だが、相手も同じ気持ちとは限らない。

村田久美子に元気が出るクスリをプレゼントするトモダチ。

 

クスリを渡す

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん1巻」小学館

初回プレゼント・2回目以降は有料のパターンだ。

薬の消費量はどんどん増えていく。

 

これが、村田久美子が新しく作ったトモダチの正体。

見栄の張り合いが必要なOLトモダチの次は、直接的に害をもたらすフーゾクトモダチができた。

友達とも言えないトモダチを作るくらいなら、自分を保てる孤独を選んだ方が良い

ウシジマくんの洞察力
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人を見抜く方法

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漫画闇金ウシジマくんの人間学