G10と書いて後藤と読む

ポーズをとるG10 若い男
真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

原宿界隈で有名なオシャレ皇帝。

G10は魅力的な人物だ。

愉快な人物性に魅力を感じて近づいていくとどうなるか?

 

G10に魅力を感じてしまっている人は、実生活でも気を付けなければならない。

人は派手なペテンに惹かれる。

 

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雰囲気だけで嘘くさいG10

オーラ出てる

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

ストリート系のファッション誌で表紙を飾ったりする。

モデルというわけではなく、読者モデルのようなもの。

 

地に足の着いた人には嘘くさい人物と言われるが、フワフワしている人には圧倒的に支持されている。

そういうフワフワ系の人には後藤はカリスマで、歩いているだけでオーラが出ている。

 

オーラ。 胡散臭い事この上ない

占い師やスピリクチュアルに共通する、雰囲気商売。

私生活が見えなくて、ミステリアスなのは何もやっていないから。

 

正確には、人に言えるような事をやっていないから。

G10にあこがれている一人、センターTこと中田がお金に困っていると、自転車泥棒のリストを無言で差し出す。

そこで決めゼリフ。

人生は一度きり。G10

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

「人生は一度きり。近道で突き進め」

 

近道とは犯罪の事だ。

G10に生活感がないのは、怪しげな事をして生計を立てているからだ。

 

怪しい商売の金で高価な服を買い集めて、自分のキャラクターを作っている。

覗いてはダメと言われると、人は覗きたくなる。

 

その心理が、ミステリアスなG10に魅力を感じさせるのだ。

キツネの手をするG10

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

人をそそのかす時、G10は手でキツネを作ってしゃべりかける。

病的に人をそそのかす姿は、まるでキツネに憑りつかれているかのようだ。

 

AZEMICHIって何?

AZEMICHI(あぜ道)とは何か。

これはG10がイベントでDJをやって、マイクパフォーマンスでラップみたいにインを踏んだ演説ののちに披露した髪型。

AZEMICHI

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

なんでも、攻撃的なモヒカンスタイルに対して、ピースな逆モヒカンスタイルなのだとか・・・

クラブに居る連中は「プフォォーーッ」などと言って盛り上がる。

 

冷静に考えると落ち武者みたいなのだが、演出が優れているので誰もハゲとは思わない。

DJパフォーマンスや、意味不明でかっこいいリリックで陶酔状態の客は、G10の全てを受け入れる。

主体的に考えられない人に、それらしい雰囲気だけで受け入れさせてしまうのがG10のカリスマ性の正体。

G10の信者たち

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

信者たちは皆、ちゃんと冴えない人たちに描写されている

この面構えと、何かの寄せ集めのファッションが主体性の無さをあらわしている。

 

現実でみるよりも構図を浮き彫りにしている『超現実』の描写が、ウシジマくんを人間学の教科書にしている。

後日、原宿でG10の真似をする人が続出する異様な光景が。

AZEMICHIの真似

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

こういうのに流される人は、流される事が心地よいのだ

自分で考える必要はなく、カリスマに乗っかっていればいい。

 

16

闇金ウシジマくん(16) (ビッグコミックス)

 

G10はサイコパス

G10の行動や言動をみると、サイコパスだと判定できる。

サイコパスの特徴として、口達者で表面的な魅力があげられる。

 

ウソをつくG10

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

慢性的にウソをつくのが習慣となっていて、本当とウソが見分けにくい。

罪悪感もないから、ウソをつくときにぎこちなくなったりもしない。

 

世の中には一定数、G10の後をついていく者はいる。

ハーメルンの笛吹きのように

 

そうやってついていく中には、中田のように犯罪の手先にされる男や、怪しげな社長にあてがわれる女もいる。

 

見るからに悪そうな人物ではなく、知り合うほどに面白さが増す魅力的な人物だ。

そういう人物は自分のイメージ演出に長けている。

 

オシャレアイテムとして欠かせない、舶来物のビール。

海外のビール

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

うまいと思って飲んでいるのか?

そんなのは関係ない。

 

これも雰囲気を醸し出すアイテム。

G10の全てはそれっぽい雰囲気だけでできている

 

信者以外にはうさん臭さがバレている

キミノリ

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

中田の友人のキミノリには嘘くさい事がバレている。

キミノリは上京して、勉強のために服屋に勤めている。

 

多少、お金に苦労をしていても、真っ当な努力で地道に歩んでいる。

そういう人にとっては、G10の全てが空っぽで信用ならない。

 

キミノリはお金に困っている中田に、自分のついでに弁当を作ってやったりする。

それに対してG10は中田に

そそのかすG10

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

「パンドラの箱開けちゃう?U」

 

と言って、違法な物の売買をそそのかす。

困った時に支えてくれるキミノリみたいなのが友達で、悪の道に落とすのはペテン師。

 

キラキラ好きの浮ついた人を集めるため、表面上の魅力は必要だ。

中身のないハリボテ人間な分、G10のつかみどころの無さはミステリアスな魅力だ。

 

人は知りたい好奇心があるので、ミステリアスな人物に魅力を感じて自分から捕まりに行ってしまう。

若ければ若いほど好奇心が強いので、カルトや信者ビジネスに若者が多い。

 

G10が行く店もイカれている

洋服屋の店員

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

これが店員。

乳首が透けていて、なんだか洋服の意味を成していない。

 

海外の有名なファッションショーでも、乳首が透ける服が多いが、センスが研ぎ澄まされると、先端を出したくなるのだろうか?

 

普通の感覚からすると気持ちが悪いでしょう。

それでいて、服はべらぼうに高い。

薄手のシャツ1枚で10万円もする。

そういう服をG10は現金でポンと購入する。

 

なぜ現金かと言うと、違法なものを売ったりしているので、常に手持ちがお札だからだ。

そんな風にガワだけを磨いただけでも、信者は作れる。

 

裸になるG10

真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

G10が奇声を発して、代々木公園の池で裸になって泳ぐ。

まるで迷惑ユーチューバーみたいなのだが、信者がいるとどんな行動でもオーラが出ている事になる。

 

街灯に上って叫んでも、信者からは

「ヤベ、G10くんオーラ出てる」

と支持される。

 

信者作りやオーラ・雰囲気を売りにする辺りが、マルチ商法と一緒だ。

G10くんは計算で自分を演出していない。

演技性人格障害だから、自分でさえ人格の境目がわかっていない。

 

本当の自分では生きられなかったのだ。

普通の人がスーツを着るのと同じように、後藤くんは今日もG10を着ている。

ウシジマくんの洞察力
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人を見抜く方法

若い男
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漫画闇金ウシジマくんの人間学