センターTこと中田

このままじゃ脇役 若い男
出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

楽園くん編より

原宿でオシャレになろうとしている中田広道。

中(真ん中の意でセンター)と田(T)でセンターT。

13万円の靴を欲しがっているが、金持ちではない。

ダセー奴はみんな死んだほうがイイ

センターT(中田)が分不相応な欲望を抱いている所から始まる。

高い靴を欲しがる中田

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

靴だけじゃなく、読モとして活躍しているパピコの事も欲しがっている。

中田は、ファッション誌の街角スナップにかろうじて出た事がある程度で、パピコとはつりあわない。

何も手に入らない日常にイラつき、原宿の街角に座って道行く人に

「ダセー田舎者が湧いてきやがって。ダセー奴はみんな死んだほうがイイ。」

と言うが、彼自身も田舎から出てきた。

中田がそこまでファッションに固執する理由は何なのか?

オシャレで認められるしかない

人生に焦る中田

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

「俺はなんもねェ!!」

中田は田舎から出てきて、ラブホテルでアルバイトをしている。

このアルバイトも、閉塞感を表している。

オシャレなカフェとかでなく、暗く湿った場所で若さの行き場を失っている

その状況を覆すには、この街でオシャレと認められて有名になるしかないと思っている。

ファッションセンスを養える場所で働けば良いと思うのだが、彼は服や靴を買う事で安易にステップアップを望んでいる。

転落する人は、地道な努力ができずに一足飛びに進もうとして、足元をすくわれる。

犯罪に手を染め始める

自転車泥棒

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

G10にそそのかされて、中田は靴を買う金を得る手段として、自転車泥棒を始めてしまう。

中田には努力をする歯車が欠けているのだ

彼はそれを近道と言う。

靴を買ってもシャツが1年前の物という事で、パーティー会場で自信を失う。

中身が空っぽなまま、ガワだけで取り繕おうとするから、シャツ1枚で自信が崩れてしまう

食べても食べても満たされない過食症のように、服にも過ファッション症というようなものがあるのだろうか。

お金はいくらあっても足りない。

そんな中、G10に使われて彼は怪しげなものの運び屋をしてしまう

運び屋をする中田

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

中身は薄々わかっているが、気が付かないフリをしている。

そうしてやっとオサレ(オシャレ)皇帝に選ばれるが、それもすぐに陥落。

彼にとってファッションが評価されないというのは、誰にも相手にされなくなるというのと同じ意味になる。

ついに中田は、怪しげなものの販売に手を染めてしまう。

やばい物を売る中田

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん16巻」小学館

中身が薬物と知った上での販売は、完全に一線を越えている

服装はオシャレになったが、人間性の切り売りは止まらない。

中田に残っていた人間性。けど容赦ない

そんな中で自分が傷つけた人の家族写真を見て、自分の行いに涙する。

パピコの家族写真

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん17巻」小学館

まだ人間性は残っていたみたいで、安心する。

だが、それでこれまでの行いが帳消しになるほど、闇金ウシジマくんの世界は甘くない。

中田の今までのツケはキッチリと”回収”される。

憤怒のハブさん

出典 真鍋昌平著「闇金ウシジマくん17巻」小学館

中田がなかなか電話に出なかっただけで憤怒のハブさん

中田のように、中途半端に闇の深淵をのぞき込むものは、ハブさんのような闇の住人に取り込まれてしまう。

中田が街から姿を消した後、街ゆく人の間でこんな会話がされていた。

「センターTくんはどうだった?」

「誰だっけ?それ?」

中田が命がけで頑張ったものは、蜃気楼のようなものだった。

 

ウシジマくんの洞察力
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人を見抜く方法

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漫画闇金ウシジマくんの人間学
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